2017年の総括と2018年の展望

この記事は原題『2017 in review, 2018 in preview』の翻訳です。
ご参考までに公開します。

2017年の総括と2018年の展望

投稿者:David Sønstebø
投稿日:2018年01月02日

2017年の総括

2017年にIOTAと言う宇宙に起こった全てのマイルストーン、重要な出来事、様々な業績を逐一挙げることはできませんが、2017年の特筆すべき出来事の幾つかをカンニングペーパー風に列挙します。

2017年4月1日
テストネットにて最初の百万トランザクションの承認達成。

2017年5月5日
1000万ドルのエコシステム・ファンド(基金)の発表

2017年5月22日
Decentralized Identity Foundation(訳注:オープンソースの分散型IDのネットワーク構築を目指している、http://identity.foundation/)の創設メンバーとなる

2017年6月16日
Bitfinexで取引が開始された当日に時価総額15億ドルを記録(過去最高)

2017年7月15日
Trusted IoT Alliance(訳注:分散台帳技術に基づくIoTの推進を図る団体でCisco SystemやBoschなど複数の大企業が参画、https://www.trusted-iot.org/)の創設メンバーとなる

2017年8月6日
Timestampsの開始

2017年8月20日
Flash Network (訳注:フラッシュ・ネットワーク、高スループット・高速・極少額の支払い(nano payment)を実現するレイヤ2ソリューション)の導入

2017年10月19日
ボッシュ及び1871(訳注:https://1871.com/)とシカゴ・オフィスにて提携

2017年11月04日
Masked Authenticated Messaging(訳注:トランザクションに内包されるメッセージの秘匿プロトコル
原文翻訳))の導入

2017年11月11日
国際連合の気候変動ブロックチェーン・ハッカソンの共催

2017年11月13日
IOTA財団が正式に登録される

2017年11月27日
IOTAフラッシュチャンネルに関する2ヶ月間のバーチャル・ハッカソンの開始

2017年11月28日
IOTA データ・マーケットプレイスの発足

2017年12月14日
Tangleのナッシュ均衡の証明

2017年12月19日
ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピタルがIOTAへの投資を決定

2017年12月22日
東京都のプログラム(訳注:http://www.seisakukikaku.metro.tokyo.jp/bdc_tokyo/japanese/bizcamptky/blockchain/index.html#m2)に選抜される

2017年はIOTAプロジェクトにとって非常に実り豊かな年でした。諸々のマイルストーンが達成されたり、様々な記録が塗り替えられたり、数多くの人が新しくチームに加入しました。我々のコミュニティやIOTAを用いた色々な独立したプロジェクトも爆発的な成長を遂げました。過去数カ月における我々のsubredditの増加数は、 この(爆発的な)成長の度合いを物語っています。

2017年を振り返って見ると、2018年へのモチベーションが高まります。2018年の土台となる礎の多くは2017年に敷かれたので、2018年は2017年よりさらに多くの物事が進展してしていくことでしょう。

2018年の展望

IOTA財団の取り組み

2017年にはIOTA財団をドイツの非営利団体として創立するために多大の時間を費やしました。分散台帳技術の分野の非営利団体としてドイツにて世界で初めて認可されたことそのものが、非常に大きな出来事でしたが、IOTA財団をドイツが適切に築き上げられ、ドイツの非営利団体としての影響力が現実的にとてもはっきりとするのはまさに2018年でしょう。

これまでのプロジェクトのすべての進展を前にすると、IOTAがまだどのくらい若いか忘れがちになりますが、大きな観点からすれば、IOTAはまだ初期段階に過ぎません。IOTAは、過去数カ月の爆発的な成長によって、現在の人員数や能力ではほとんど対応不可能になるほど、需要が高まってきました。IOTA財団には、初めて分散台帳技術を検討している、もしくは、ブロックチェーンからTangleへの移行を求めている企業や非営利団体や大学研究機関やスタート・アップから毎日様々な要請が殺到しています。2017年を通じてブロックチェーンの限界が明らかに示されてきたとで、ブロックチェーンからTangleへの移行を求める需要は増加しています。
IOTAの成長のIOTA内部の阻害要因は人材不足です。IOTAへの需要急増に対応し、IOTAの採用を促進してIOTAをインダストリー4.0の事実上の分散台帳技術として確立する目標を達成するために、2018年の初めに一番優先されるべきことは、数十人の新しいディベロパーや他の重要な人材を迎え入れるとともに、各種プロセスの無駄を省いて適切な組織を作り上げることです。

開発

2017年はIOTAの最適化に関する研究を多数実施しました。2018年は、その諸々の研究成果が年末までに生産準備段階に到達するように実装され、産業界と協同して国際的な標準化作業を始める年です。また、IOTAプロトコル関連の進展を促進するために、一年を通じて、バーチャル上の、及び、各地でのハッカソンを開催していくつもりです。

新しいオフィス

IOTAはグローバル化しています。IOTAは既に幾つもの国際的プロジェクトを抱え、チームも世界中に散らばっていますが、これまでのところ圧倒的に活動の中心はヨーロッパでした。2018年にはこれが変わります。既存のベルリン、オスロ、シカゴのオフィスに加えてあと7つのローカル・オフィスを世界の戦力的地域に計画しています。2018年の第二半期までには設立される予定です。気軽に面談ができて、各地域の文化やエコシステムを肌で知っている人材を有する現地拠点を作ることは必要不可欠だと思っています。

新しい取引所

もっと多くの取引所に上場させてIOTAを取得しやすくして欲しいという要望は、去年途絶えることがありませんでした。正確に言えば、IOTAのプロトコルは、普通のブロックチェーンの構造から大きく飛躍しているため、取引所に組み込むには、少し余計に時間が掛かります。最初に試みる取引所は尚更時間が掛かります。(仮想通貨に関する)新しい規制が取り沙汰され、どの取引所の想定も超える圧倒的な取引量がされる最中に、IOTAを取引可能にすることは、時間を要する取り組みであることは証明済みです。しかしながら、嬉しいことに、すでに複数の大手取引所と小規模の取引所がIOTAの技術的な実装を完了していることが確認できています。いつどのようにIOTAの上場を計画しているかは、各取引所の営業上の判断次第ですが、ほとんどの取引所が2018年の初頭にIOTAを上場させると予想しています。

エコシステム基金の助成金認可の発表

我々は2017年にIOTAのエコシステムの成長を促す目的で、モジュールやライブラリーやツールや指導書や一般的コンテンツを促進・開発するために、数百万ドル規模のエコシステム基金発表しました。最近加入したJohn Licciardelloが、我々のエコシステム基金の専任マネージャーとなり、(エコシステム基金への)応募から認可までのプロセスが簡素化されました。すでにたくさんの興味深いプロジェクトから応募を受け取りました。2018年にどのように練り上げられたプロジェクトに進化していくか関心を持っても見ていくつもりです。2018年1月の第1週に一番最初に認可を受けた応募が発表されます。(訳者注:この応募の発表については1月21日時点で未確認)

2018年にはこのプレビューでカバーするには、あまりにも多くの計画がラインナップされています。

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