2018年4月29日のスナップショットに対する準備(更新済み)

この記事は原題『Prepare for the January 28, 2018 IOTA Snapshot (updated)』の翻訳です。
ご参考までに公開します。必要だと思われる部分には言葉や構成を補っております。

投稿者:Ralf Rottmann
投稿日:2018年04月24日

2018年4月29日更新分

グローバルなスナップショットが計画通りに完了し、ネットワークが再起動しました。
IRI開発・運営チームとノード運営の素晴らしいコミュニティに賞賛を!
こちらでスナップショットの背景が綴られております。

2018年1月29日更新分

2018年1月28日のスナップショットは無事に完了しました。この記事の更新の時点では、スナップショットの完全性(Integrity)を検証した第三者のコミュニティー・メンバーは100人を超え、その数は現在も増加中です。

1:47 AM (CET) にIOTA財団はIOTA Reference Implementation Version 1.4.2.1 (IRI) とアップデートされた公式のIOTAウォレット 2.5.7版の公開を発表しました。

フルノードのオペレーターは最新版へのアップデートをして、空っぽのデータベースからスタートしてください。(例:mainnetdb/*とmainnet.logの除去).

IOTAトークンの所有者は最新版のウォレットにアップグレードしてから各自のシードを使ってログインしてください。それから「IOTAの残高が元の枚数になるまで」受取アドレスを生成し続けます。2.5.7バージョンのウォレットでは受取アドレスは作成された直後にタングルにアタッチされます。注意:現在のトリニティウォレット(近々公開される新しいIOTAウォレット) の\(\alpha\)版のユーザーは、スナップショット以前のシードを加えると残高が見えないかもしれません。トリニティはまだ生起したアドレスの自動アタッチ機能がありません。公式のデスクトップ・ウォレットを使ってアタッチすれば、トリニティの残高は正しく回復されるでしょう。今後のアップデートでこれは自動化される予定です。

オリジナル記事

IOTA財団の発表によると次回のタングルのスナップショットは2018年1月28日です。

あまり細かいことは省きますが、基本的にはスナップショットによって、各ノードが(ディスクに)保存しているタングル全体のデータのサイズが削減されます。そう遠くない将来に、このスナップショットは自動化される予定です。この記事を執筆している時点では、スナップショットはいつもノードのソフト(IRI)のアップデートと連携して発表されます。

スナップショットはタングルの中の残高のあるアドレス以外の記録を部分的に除去してタングルをコンパクトにします。

良い点:たとえあなたがスナップショット期間中にバケーション中だったり、月へ旅行中で何もしなくても、あなたのIOTAトークンは100%安全です。

悪い点:スナップショット後に自分のシードでウォレットにログインしたら、残高がゼロになっていたり、よく見慣れていたトランザクションの記録が消えていたりするかもしれませんが、心配ご無用!

どうして心配無用なんでしょう?

現段階では公式のIOTAウォレットは完全にステートレス(stateless、訳注:システムが現在の状態を表すデータなどを保持せず、入力の内容によってのみ出力が決定される方式)で、あなたの手元のコンピューター上にはいかなるデータも保存されません。いったんログアウトしたら、すべて忘れ去られます。その代わりに、公式ウォレットはタングル上にあるデータに依存していて、ログインすると直ちにタングル上のデータを要求します。(それがときどき公式ウォレットの起動に時間がかかる理由でもあります。)

以下の内容は専門的な正確さを求めていません。高度な解説を分かりやすい言葉でしてみるので、願わくばみなさんにスナップショットの大きな枠組みを理解してほしいと思います。

まずログインすると、ウォレットはあなたのシードから最初のアドレスを引き出して、ノードにそのアドレスについてタングル上で調べるように依頼します。ウォレットはそのプロセスを、ノードから「アドレスが見つからない」と報告を受けるまで繰り返します。その報告がきたら、ウォレットはそのプロセスを止めて、ノードから受け取った全残高の合計の計算を開始します。

もうスナップショットのためにタングル上のトランザクション記録の多くは消え去っているので、あなたのウォレットは自力でそのアドレスの記録を復元することはできないかもしれません。実際にはウォレットからノードへの(アドレスに関する)最初のリクエストも失敗する可能性があります。もはやノードがそのアドレスを知らないかもしれないからです。そうなるとウォレットはノードへ依頼するプロセスを止めて、残高はゼロと見なされるでしょう。

だからこそあなたが少し手を動かして、サポートしてあげる必要があるのです。

行って頂きたいこと

あなたに行って頂きたいことは以下の通りです。

スナップショットの前に

公式IOTAウォレットに自分のシードでログインします。そして”記録”をクリックして、以下の3つをコピーします。

  1. 一番最初に行われたトランザクションのアドレス
  2. 一番最後に作成されたアドレス
  3. すべてのアドレスの合計の数

後で使うので、その三つの情報をどこかにペーストしておきます。例を挙げると以下のようになるでしょう。

  1. ZOWKEWUCNRDICY9DWEPWGYCUZBZIFHR9MFK9ECSEDDTWNHVQYYHH9YMTVFODAWEEMNLURHCTXDXPGIVADBCXR9OOCZ
  2. FXVNDYUBIQEZJCQDWCNXBAWM9DAKVEVUJRQAMYFJEEMEBXLH9OXDXLWCKS9KPIBLWVETGPSLXPV9QPGCXLGVIQUNWZ
  3. 8

特別なセキュリティ対策をする必要はありません。アドレスの情報をだれかにコピーされても、あなたのIOTA保有数が調べられる以外にいかなる被害も生じることはありません。

スナップショットの後で

ウォレットに自分のシードでログインします。

それから”受取”をクリックして、”新しいアドレスを生成”を押します。そして新しく生成されたアドレスと、先に保存しておいた上記の①のアドレス(スナップショットの前に一番最初に行われたトランザクションのアドレス)を比較します。完全に一致するはずです。もし一致すれば、それは正しいシードを使っているということが立証されたことになります。

そのアドレスをタングルにアタッチします
。

上記の②のアドレス(スナップショットの前に一番最後に作成されたアドレスとして保存したもの)と一致するアドレスが出てくるまで受取アドレスを生成しつづけます。

上手くタングル上のアドレスの記録の復元が完了したら、ウォレットは正しい残高を表示するはずです。

ちょっと大変なことに見えるかもしれませんが、とても単純な作業です。主としてあなたのウォレットが接続しているノードのパフォーマンスとアドレスの総数によりますが、数分しか掛かりません。

最後に

  • 現在開発中の将来のウォレットは、恐らく以上の作業を必要としなくなるでしょう。将来のウォレットは、ステートフル(stateful、訳注:現在の状態を表すデータ等を保持しており、その内容を処理に反映させる方式)になるか、あるいはこの作業を自動で処理するようになるか、もしくはその両方を兼ね備えるようになるでしょう。
  • スナップショットの前にペンディング中だったトランザクションは、スナップショット中に除去されることになります。
  • あなたのIOTAトークンはタングル上では常に安全です。上記のすべての作業は、ウォレット用に記録を復元するために行われます。たとえ上記の作業を長い間まったく実施しなくても、残高のあるアドレスとプライベート・キー(とそれ故にシード)との関連付けは永遠に安全で、失われることはありません。


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この記事が役に立つことを願っていますが、当然ながら私は何も保証しないし、何か間違いが起こっても決して責任を負いません。

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