IOTAデータマーケットプレイスに関する事実関係の明確化について

この記事は原題『IOTA’s Data Marketplace: Setting the record straight』の翻訳です。
ご参考までに公開します。必要だと思われる部分には言葉や構成を補っています。私の力不足のため、えいやで翻訳されている部分もあります。

IOTAデータマーケットプレイスに関する事実関係の明確化について

投稿者:Dominik Schiener
投稿日:2017年12月16日

FOMO-FUDサイクルがIOTAに被害を与え、かつメディアが私たちの意図しない意味で絶えず報道をしているため、過去数週間にわたって起こったデータマーケットプレイスを取り巻く混乱と誤ったやりとりを取り除く公式声明を発表することを欲していました。関連する協力者の方々やコミュニティ全体に対して、この問題によって生じた不便についてお詫び申し上げます。

IOTAは、ドイツに本拠を置く法に則った非営利団体であり、執筆時点で100億ドル以上の価値を持つトークンエコノミーであることから、IOTAが正しく広報されることを確かにすることは、私たち、パートナー、およびトークンホルダーにとって非常に重要です。私たちのトークンホルダーは「フェイクニュース」の拡散によって経済的な損失を負っただけでなく、誤った情報は私たち財団やそれに関連する人に不必要で、しばしば長引くダメージを与えるのです。

データマーケットプレイス – バックグラウンド

データマーケットプレイスは、IOTA財団によって、オープン・イノベーションイニシアチブとして35社以上の企業(もうすぐ40社近くになるでしょう)と協力して設立され、具体的な考え方についてリーダーシップを発揮することを目指しています。その考え方とは、分散台帳上にデータ市場をどのようしたら構築できるのかということ、実生産に投入される際に直面する技術的および法的課題、そして、一度データが民主化され、自由に移動できるようになると立ち上がるだろうと予想できる特定の産業におけるアプリケーションが含まれます。

ウェブサイト上の企業は全て、データマーケットプレイスに「参加者」として公的に参加することに対して明示的に同意しています。最初の2回の成功したウェビナー(一般的な概要テクニカルウェビナー)を開催した後、マーケット期間中に公開される具体的なユースケースアプリケーションを作成してきました。現在のところ、3月初旬まで稼動する予定です。しかし、私たちはこれらの企業との正式なパートナーシップにないことに留意すべきです。実際に、私たちはデータマーケットプレイスのためにそのようなコミットメントを決して求めませんでした。

いくつかの情報筋で言及された “シスコ”と “サムスングループ”の企業は、データマーケットプレイスにまったく関係していません。「Samsung Artik」(サムスンのIoTプラットフォーム)が公に参加しているだけです。

Microsoft問題

ここ数日間のメディアとソーシャルメディアの主な会話の1つは、マイクロソフトのデータマーケットプレイスへの関与に関する問題でした。他のすべての参加者と同様に、私たちはマイクロソフトに、許可を依頼しました。その許可とはプレスリリースに名前を載せたり、コメントを引用したりすることです。このプロジェクトでIOTAと接触してきたマイクロソフトの従業員の1人であるOmkar Naik氏は、IOTAとデータマーケットプレイスとの「パートナーシップ」になぜ興奮しているのかを説明しました。すべてこれは私たちが手元に残している電子メールでのやりとりによるものです。

データマーケットプレイスについて発表された引用
IOTA’s Data Marketplace: Setting the record straight』より引用

データ市場の公表直後、ジャーナリストはIOTAとマイクロソフトの「パートナーシップ」について書いています。「マイクロソフトと提携(partners)のIOTA、データマーケットプレイスをローンチ」など、いくつかのタイトルが使われていました。これは完全に間違っていただけでなく、先行研究に積極的に参加していた有名な企業を困らせることになりました。皆さんが想像するような「パートナーシップ( partnership)」という表現は、IOTAや広告代理店からジャーナリストに伝えたものではありません。

プレスリリース、ブログポスト、データマーケットプレイスのウェブサイトには、マイクロソフトがデータマーケットプレイスの革新的演習の「参加者」に過ぎないことが明確に述べられています。

IOTAの公式チャンネルではなく、メディアを通じて誤った表現が使用されたことをマイクロソフトとの間で確認しました。そしてこれは訂正のために手を差し伸べたジャーナリストに向けて私たちとマイクロソフトが強調したものです。私たちはこれらの誤ったコミュニケーションを公にするために努力してきましたが、ある特定のメディアは、どのようにしてIOTAがパートナーシップの見解についてメディアをミスリードしたのかを既に書き始めており、その報道を真実から遠ざけることができませんでした。これらの 「パートナーシップ」の主な理由は、Omkar Naik氏によって提供されたマイクロソフト公式の引用に起因するのでしょう。私たちのやり取りや発行物には、マイクロソフトや他の企業との関係で言及された「パートナー」という言葉はありません。

パブリックトークンエコノミーの教訓

FOMO-FUDサイクルは、暗号通貨プロジェクトの広報に重大な影響を持っており、-正の影響であれ負の影響であれ-アナウンスメントや誤ったやり取りが、プロジェクト自体に与える可能性の大きさを把握することは非常に困難です。非常に不安定な暗号通貨のマーケットを考慮すると、すぐにメディアの間違いを訂正して、それ以上被害が拡大しないようにする必要があります。

IOTAに関して、私たちに対する皆様からの評判とイメージが、私たちにとって最重要です。IOTA財団は以下の具体的な目的に向けて尽力します:分散台帳に関する基本的な問題を解決し、将来の分散システムに役立つ革新的な新しいソリューションを考案します。私たちがプロジェクトに投入した数えきれない時間は、エコシステムを育て、IOTAをスタンダードにするために必要なアダプションを構築しながら、リリース可能なソフトウェアの開発に専念しています。

私たちは、この問題を考慮せず、本当に重要なもの、つまり市場そのものに焦点を当てることができるようになることを願っています。我々は今までに3つのウェビナー(そのうちの2つは公開されました)と2つのミートアップ(シカゴのBosch Connectoryとパリのマイクロソフトのオフィス)を開催しました。

チームは、オープンAPIに積極的に取り組んでおり、うまくいけば年末までにコミュニティが参加できるようになるでしょう。IOTA財団とマーケットプレイスに参加している企業は、引き続き次の週に発表される最初の成果である最初のPOCのいくつかを共同開発していきます。私たちが取り組んできたスマートシティシミュレータの展示を楽しみにしています。これは、データマーケットプレイスとIOTAネットワーク自体のための公開ストレステストツールとして機能します。

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